私は私のために,ワクチンの3回目接種は遠慮する

オミクロン株・次世代株への特効性に疑問がある

案の定か想定通りか,感染の規模が大きいほどに変異速度は加速度的に早くなり,ただ現在の生存競争で大きくリードしているだけのオミクロン株もその一例であることに変わりなく,そして変異がさらに進んだ次世代株もいつかは出現するだろう.
効果がないとまでは言わない(実際に免疫の活性化という恩恵はある)が,その効果が私に与えるベネフィットとそれに対するリスクを考えるとかなり弱いと考えている.

絶対的感染効果がない

もしも感染を絶対的に抑制する効果があるのなら私も公共のためにと接種するかもしれないが,現実ではそれが継続する期間は短いかそのような絶対的効果は得られない,むしろ当人の健康性能と日常の感染対策の方がよほど重要であることがアナウンスされている.やはり高リスク群でありながら感染対策もしない奴が問題であって,米国なんぞと比べれば日本にそんな輩はそれ程もいない,これは若人や中年に限らず子供も老人もそうだろう.

副反応が看過できない(特にモデルナ)

重大な副作用の一つである心筋炎は我々のような若人の男子や子供にとって非常に大きな問題であり,感染して心筋炎が起きるのであればまだ自業自得かもしれないが,接種回数を重ねるごとに増加していく心筋炎のリスクに2回目接種者が賭ける論理的な理由がない.中年や老人やデブや持病ありのような高リスク群は副反応のリスクに対して得られるベネフィットが大きい以上は3回目接種をするという判断は論理的であるが,若人の男子で2回目接種者である私にそれは当てはまらない.

ところで幸運にも私は2回目接種までが全てファイザーだが,心筋炎になるリスクは事前に把握していた,それ以上に2回目接種にはベネフィットがあると考えて接種を選択しただけである.そして私に心筋炎の症状は出なかった,私は賭けに勝ったのだ.しかし3回目接種においてはリスクとベネフィットが逆転した,つまりこれから私は私のためにその賭けから降りるという選択をするだけだ.もし副作用で苦しんで金が貰えるとしても接種には至らないだろう.

モデルナやEUを信頼できない

いくら下請け会社のロビの仕業とはいえ件の異物混入事件を引き起こしたという事実は日本の歴史と記憶に深く刻まれたこと,ロビの取った行動にあるまじき利潤追及の姿勢が強く見られたこと,加えてEUもロビに対してとても寛大な措置を取ったこと,また今回のように製造工程がEUを出入りしたり内部を跨ぐような場合は異常が発生した際の即時対応と原因追及に期待できず,現に日本は武田も含めてアメリカのモデルナに頼るしかなくそのモデルナもロビを含めた複数国の企業とEUを相手にやり取りをしなければならなかったこと…今後はいくつか製造ラインが変わって多少はマシになるそうだが,リスクマネジメント・リスクヘッジ双方の観点で私が納得し信頼する状況には決して戻ることはないだろう.もちろん武田には悪いと思っている.

soluna-eureka-m.hatenablog.jp

政府御用の医師クラスタの言動が非道

私は忽那賢志を生涯に渡って侮蔑する.特に以下の記事こそが医師会・コロナ分科会の本音であると認識している.

news.yahoo.co.jp

私には中学生の娘が2人いますが、特に持病があるわけでもないので、感染したとしても学校を休む必要はありますが、重症化する可能性はかなり低いです。
2人の娘が接種するメリットは、男性で高血圧の持病を持ち肥満でもある(最近ちょっとやせました)私が感染して重症化するのを防ぐという意義があるわけです。 持病のない子どもにとっては、接種する自身よりも利他的な意義が大きいということを子どもにも理解してもらった上で接種を検討しなければなりません。 まあ私がコロナに感染して死んだら娘たちも困るわけですから、そういう意味では回り回って自身のためと言えなくもないかもしれません。

家族を相手に自分の命を人質に取って脅迫して懐柔するやり口,家庭の論理で済むレヴェルの譬え話を国家と国民に押し付ける態度,数字よりもまず真っ先に意義を持ち出す書き方,こういうのは誰の目から見ても非論理的・非医学的であり,自身の情報発信能力に自惚れているだけだろう.
戦禍の中の大日本帝国ですら児童は地方に疎開させていたのに,それより下劣な所業をやっている様子をまさか自分から堂々と晒されては,こちらからの評価が最底辺となっても仕方ない,医師会の言いなりになるつもりもない,しかしどうしてこうデブは肉体にのみならず精神まで醜くくなるのか…先天性基礎疾患持ちならわかるが,自分の不摂生の責任を他人に押し付ける人間には誰もなりたくないし,身内や知人にそういう人間がいないことは私にとっては至上の幸福である.

どうせ供給されない

この2年間のコロナ対策を見ていれば十二分にわかりきった事ではあると思うが,老人を大量に抱えているこの国では医療機関を守るべくして老人があらゆる場面で常に優先されてきた.果たしてこの期に及んで若人や子供にまで3回目接種を実施できるようなリソースが行き渡るのか?それどころか2回目接種すらも出来ていない氷河期世代やその周辺の方もいる,副反応によるやむを得ない足止めすらも許されない生活苦の中で打ちたくても打てなかった方もいるだろう.
国はまずコロナ以前の経済的失政の責任を取る形でますは彼らを救済すべきであり,それからせいぜい老人に打てば良かろう.そもそも以前からの老人の振る舞いの悪さをどうにかして欲しいと考えていた,単純なボケなのか育った環境なのかは知らないが団塊の世代は教育がなっていないと昨年度に引き続いてよく感じている,民度の自浄作用がなければ恨まれるだけだしこちらも積極的に年金を払おう税金を払おうという意志や意欲も失せるものだ.
そういう層にワクチンを打ってくれても構わないが,どうせ足りないのなら我々のような若人は3回目接種をないものとして今後の人生をプランニングさせてもらう,もしワクチンパスポートで3回目接種を選りすぐる場合は人権的老人贔屓による若人差別であると判定して相応に抵抗する心構えだ,そういうところで有権者を舐めない方がいいぞ.

既に標準的な感染対策を徹底している

私は公共の場では常にマスクを着用し,帰宅時には手洗いうがいを徹底し,出来る場所ではアルコール除菌にも協力している,その結果としてここ4年間の私の身体に風邪の症状は全く現れておらず,これはコロナも決して例外ではない.このように標準的な感染対策を完全に徹底している自分に対して私は完璧に満足しているし,無論こういった普段の生活においてどの世間からも文句を言われる筋合いは皆無である.
加えて私は多くの日本人の衛生観念を信頼している,これは先人から引き継がれた衛生観念と民度の良さ(海外と比較した場合の相対的な評価)が発揮されたわけであって,こういった要素を保守し発展させることこそが国益に第一に繋がる.ワクチンを導入するのも良いが文化の破壊は絶対にあってはならない,日本人はそういった常識と礼儀を見直して普及させるべきだ.

…そんな人間が3回目接種は遠慮すると言っているのだから,その意味については御用学者や関係者は真剣に考えて欲しい.

結論

そもそも自分が死にやすいタイプに分類されることを自覚できる人間が自分の判断でワクチンを打てば良いというだけの話で,それを最大限に尊重する態度こそ最低限の人権が保障されている国家のあるべき姿だろう,そして生憎だが私は最も死ににくいタイプに分類されることを自覚している人間である.ワクチンはリスクとベネフィットの天秤計算でより得になると自分で考えられる人間にお譲りしたい,必要としている人間に必要とされているものを供給することが最大の幸福に繋がると進言したい.