自民党のガバナンスの崩壊

概要

とんでもない情報を目にしたので,ここに書き残さざるを得ない事態となった. 内閣第一部会・性的マイノリティに関する特命委合同会議における,5/12のLGBT理解増進法案の条文審査において,前例のない「全会一致もしくは多数決を経由しない一任決議」が出たそうだ. この法案については前々から議論がされており,「5/19~21に開催されるG7広島サミットまでにして成立するのか」という見方があったのだが,この度ついぞ強行措置が取られてしまったようだ.

www.sankei.com

以下にデータを残しておくが,このような状況の中で議論の打切と一任がなされてしまった.

4/28・5/8・5/10・5/12の4回の会議における発言者数

反対慎重 推進
58 32

最終集計

反対 賛成 中間
15 10 3

最後まで抗議を続けて頂いた勇気ある関係者(敬称略)

深い感謝を

異常な事態を告発して頂いた勇気ある関係者ツイート

関係者

意見

この法案がよほど岸田のメンツに関わるんだろうな感があるが,同時にまぁそのために自民党のガバナンスも今週でおしまいになったんだな感がある. つまるところ自民党は詰みの段階に差し掛かっている,上記の告発に添えられた文の通りで,今後あらゆる会議が形骸化するしか残された未来はない. それを止めたければ,G7に間に合わせるような無茶な立法を諦め,今ここから会期中に渡って会議を続けなければならない.常識的に考えてそうなる. また,上に挙げた関係者はこういう暴挙を働いたのだから,暴露された今は潔く泥を被る覚悟が必要ではないだろうか?本当に議員の自覚があるのか?

そもそも,西欧式のポリコレをこの国で推進しようものならば,地方から中央に向けて國體を破壊し続けるものだと,私は必ず確信している.というのも,直近の困難女性支援法やAV新法などが総じて炎上し,事実として公金の支出の在り方の見直しが始まったからである. かねてからの草津の案件や献血の案件で,正直コレはヤバいなと私は思っていたのだが,ここに来てそのムーブメントは政権与党のガバナンスを殺すまでに至った.入試の就職の女子枠が云々なんて話題は生温いもので,これは政権担当能力そのものを疑う必要があるだろう.

エマニュエルの躍動

米国大使のエマニュエルはどうやらちょくちょく「圧力」をかけてきてるらしい

それに反抗の声を上げる議員がこうも少なくなってしまったことがとても悲しい

まぁアジア国家だと思って舐め腐っているのだろう,白人とはそういうものだし… 西欧はそういう意識を改めるつもりもないので,こっちもちゃんとやりましょう. 三世紀も続くレイシスト意識で連帯してる国家群の言うことなぞ聞く価値もない. しかし,本来はそういった内政干渉には裁きが下されるべきだと思うのだけど…

ご意見投稿先

この国の政治を,まだ諦めてはいけない.

首相官邸フォーム

www.kantei.go.jp

自民党フォーム

ssl.jimin.jp

追記・G7やら半導体やら

あの後,広島でG7+招待国+ウクライナで会議をするらしい,さらには半導体7社のトップと会談し投資を呼びかけたらしい,くわえてMITの誘致なんてこともやっているそうだ
国立大学の研究資金を減らし続けながら外資に頼るのは完全にサイコパスがなし得ることだが,どれもこれも現状を作り出したバカしかいない財務省が悪いのだろうとは思う
LGBT法の云々は間違いなく日本に大きな禍根を残す立法となったが,この状況でG7を欠かさず遂行して海外からカネと研究を呼び込むために必要な儀式だったとしたら,それはもう本邦の政治や官僚といった組織がバカなりに出した答えなので仕方がないのかもしれない,我々は女性の配偶者に共用トイレを使わせずLGBTの暴力を周知するといった活動をするだけであろう…