概要
- 今後の承認と処方は確実に行われる
- 個人的予想:診療費・治療費も含めて総額で20000〜50000円
- 個人的予想:薬価は1000〜3000円(輸入元も割高に売ると見ている)
- 管理料を最適化した結果として重度な副作用の場合は別途に割高な費用が発生しそう
- 日本産婦人科医会会長木下勝之の思い通りにはならないだろう
- 「中絶手術の場合と同程度にすべき」には経済的合理性が皆無であり根拠としては弱すぎる
- 人員減少で中絶利権を維持できるレベルの労働力を維持できなさそうだし投薬中絶を認めろ
- 「海外では安値な薬価に市販されている」ことと「日本では副作用被害が救済される」ことは両立しない
- 相応の金を払え,誰が払うかは別の問題だ,相手がいるなら訴訟して金を分捕れ,でもその前に既存の制度をフル活用しろ
気づいたこと
- Twitterには「たかが薬を飲むだけで…」という思想を持つ(もしくは無意識的に発言がそうなっている)人間が確かにいる
- 皮肉にも木下勝之の「薬で簡単に中絶できるという捉え方をされないか懸念している」が的中している
面白すぎるな
- 皮肉にも木下勝之の「薬で簡単に中絶できるという捉え方をされないか懸念している」が的中している
- 加えて想像以上に費用の内訳について考えない人間が多い
- そもそも責任問題と計上費用に関係は全くない,同じサービスで受ける側の特性によって大元の料金が変われば不祥事よね
- というか保険制度を意識しない人間が多い,無自覚にサービスを享受するだけの人間が多い,国に感謝できない人間が多い
- どの制度を用いてどんな処理をすれば負債を担うのが誰になるかという話であって医者に責任を転嫁する理由はあんまりない
- 実は木下勝之は「薬で簡単に中絶できるという捉え方をされないか懸念している」を「薬の処方にかかる費用について10万円程度かかる手術と同等の料金設定が望ましい」の理由にはしていない
- 正解には「医師は薬を処方するだけでなく、排出されなかった場合の外科的手術など、その後の管理も行うので相応の管理料が必要だ」が該当する
- これは下手なことを言ってるとガチの名誉毀損になりそうだから気をつけた方が良いかもしれん,脅すつもりはないけど…
日本産婦人科医会の木下勝之会長は「医学の進歩による新しい方法であり、治験を行ったうえで安全だということならば、中絶薬の導入は仕方がないと思っている。しかし、薬で簡単に中絶できるという捉え方をされないか懸念している。薬を服用し、夜間に自宅で出血した場合に心配になる女性もいると思う。そうした場合にすぐに対応できる体制も必要だ」と話しています。
また、日本産婦人科医会は、薬の処方は当面、入院が可能な医療機関で、中絶を行う資格のある医師だけが行うべきだとしています。
木下会長は「医師は薬を処方するだけでなく、排出されなかった場合の外科的手術など、その後の管理も行うので相応の管理料が必要だ」と述べて、薬の処方にかかる費用について10万円程度かかる手術と同等の料金設定が望ましいとする考えを示しました。
言いたいこと
- 安全だとはいうが副作用の出現率は低くはない(むしろ高い,実際やってることを考えれば当然な気もするけど)
- 「(海外では)安値で売られて誰でも買える」と「(日本では)副作用への対応が十字湯している」は絶対に両立しない
- これはポリコレ…というより日本のリベラルの最も悪い癖,欧米出羽守しかり存在そのものが本当に迷惑だからやめてほしい
- 服用者の命を守るための費用は必ずかかるのだからそれを受け入れろ
- すなわち「740円の薬が10万円になる」という表現は極めて間違っている
- 投薬中絶の導入そのものには賛成
- そもそも中絶界隈のリスク分散と効率化に貢献するのは明らかなので
- ただどう考えても中絶手術と同じ費用を要求する理由は見当たらない,いくらかは確実に安くなるはず
- 主張するなら「必要費用の無条件貸与・無条件補填」にしろ,ただし俺は後者には絶対に反対する
- そもそも費用に関しては現行法で十分に対処できる,所得を申告して警察に頼れば最大限に制度を活用できる
- やるなら貸与式にした上で示談や民訴や金の工面が終わり次第で額面から天引きするべき
- 日本の国民健康保険はかなり脇が甘く在留3ヶ月で利用可能になる,つまり妊娠直後に渡日して中期中絶を負債なしで受けることが十分に可能になる,そしてその費用は初期中絶のおよそ3倍になる,これを一方的に救うポリコレに賛同する人間だけが払ってくれるなら勝手にそうしてくれても良いのだが,そんな制度は国際的な常識からして絶対にあり得ない
- というか中絶手術に限らず来日外国人による未払い問題の根は深く,報道も今までいくつもされているし病院も苦しんでいるのだから,今更になって実質的な無料化を果たし今までの未払いを黙認するような姿勢はちょっと考えられない,それがヘイトだと言うなら独善的な方々が独自に基金か法人を設けて世界の女性の皆様の駆け込み寺でも作ればいいのでは
産婦人科医会への突っ込み
産婦人科医の91%緊急避妊薬OTC化に現状反対??この設問はOTC化に「賛成」の回答者が検討にあたって必要と思われる取り組みや要件を答える設問ですよ??「無条件で賛成」を選んだ人以外を「現状のままでは反対」と言い換えて91%反対と結論づけた?厚労省に提出された産婦人科医会の資料、大丈夫か?? pic.twitter.com/ohj7wNWc4G
— えんみちゃん (@emmi__chan) 2021年10月1日
甘い…!アンケートの作りが甘い…!甘すぎッ…!!
「設けた方が良い」と「必要と思われる」を…!「または」で繋げて一緒にしてはダメッ…!!
あるまじきアンケートの取り方…!何も考えずに書かれた,日本語の文章…!!
「必要と思われる取り組みがある上で賛成」は「条件付き賛成」であり「条件が達成されなければ(すなわち現状のままでは)反対」と言い換えられるので,それだけなら円グラフの表現は正しいし「そう答えた医者が悪い」という感想が生まれていた,実際はアンケートをする側が下手な文章を書いて間違った解釈をして厚労省に上奏していただけだったらしい,つまんね…
気になること
- 「中絶利権」は本当に「悪い利権」なのか
- その利権がないとやってられないレベルで産科界隈の懐事情がヤバいんじゃないのか
- 産科の人員がガチで欠乏しそうな気がする
- このまま中絶手術に依存してたら人手が消えた時に確実にサイクルが崩壊する
- 「仕事をする人がいない」と「仕事が利権である」ことは同時に成立するし
性犯罪について
- 本当に必要なのは病院への収容と世間との隔離なんだろうなぁ
- しかし「金額は誠意」のルールがある限り示談という手法は存在し続ける
- 「推定無罪」の原則と「示談なら不起訴」の流れがある限り前科はつかない
- 「金さえあれば示談(もみ消しと表現されることもあるが前歴・逮捕歴こそ残るので厳密には間違っている)できるから前科はつかない」というやり方は極めて正当で十分に想定されるものである
- 前科をつけない代わりに示談で被害者を救済することが全体の利益に繋がるため良しだとされている
- それを崩壊させれば金銭的に救済されたはずの被害者が救済されなくなる,その責任が取れるか?俺には無理だ
- よっぽど凶悪なら刑訴と民訴のコンボで両方とも相応の結果になるらしいが,普通なら刑訴で実刑が確定した後で起こした民訴では勝てないはず,誠意を刑罰で償うという構図が出来た後でわざわざ賠償金を払う理由がない
- 金額は誠意であり和解金の相場も大方で定まっている以上は金持ち無罪が残り続ける
慶應大学ってスゲー!- 言い換えればそれだけ誠意を見せる能力が高いとも見て取れる
金はなんぼあってもいいですからね(至言)
- 言い換えればそれだけ誠意を見せる能力が高いとも見て取れる
- ところで最近になってクソポリコレリベラルの謎パワーによって移民無罪や特定属性無罪の風潮が始まったらしいが,やはり肉体の性別で白黒をつけることと郷の文化で他所者を裁くことは本当に必要なんだなと実感した,それすらもできないなら移民労働者の受け入れなんかやめちまえ,オイ手前のせいだぞポリコレの良いとこ取りしかしねぇ邪悪の化身の経団連
結文
つまるところ1番のネックになっている問題は「中絶するために必要なキャッシュを」「中絶が許されている期間で」「手元に作れない」ようなレベルの貧困なので,無条件貸付なんかしなくてもこの国が老人を切り捨て若人にリソースを集中させて所得を増やせば全て解決する,女性活躍社会がどうとかは知らんが共働きならどう考えても給与は2倍になるべきだろ
「金は誠意・貧困は敵・清貧は偽善・老化は集団死」というスローガンを掲げて圧倒的インフレを主張していこうな!